ダイハツ　タント　ライト・ウィンカー類修理・整備｜車検・点検・修理のグーネットピット

H20 L375S ダイハツ タント 116235km　くすんだヘッドライトをクリア塗装でリフレッシュ　劣化したヘッドライトのリペアで 光量アップ！　黄ばみ除去で安全運転　車検対策　愛知県豊橋市・豊川市　QUAINT CARS

ヘッドライトレンズが黄ばんでいると放置感が出てしまい車全体が古臭い印象に見えてしまいます。

近年、車検制度が厳しくなりヘッドライトはすれ違い用前照灯の光度 6,400カンデラ以上と厳しい検査基準を満たす必要があります。経年劣化でレンズ表面が黄ばんで光量が落ちると車検で不合格になるケースが増えています。

ヘッドライトのロービーム測定で車検不合格になるとその場では処置できません。後日、不具合を修理してから再検査するので追加の整備費用も発生します。純正新品のヘッドライトに交換をするのが望ましいですが安くても部品のみ片側４万円～となり車検費用と合わせるとかなりの出費になります。低年式の車はヘッドライトの部品供給が無く廃盤なんてケースもあります。

今回はリペアでの再生方法をご紹介させていただきます。

まずはヘッドライトの点検を行います。黄ばみやくすみが酷くヘッドライト表面はザラザラしていて艶がありません…長年所有していると徐々に劣化が進行していくので気が付きにくいですが、レンズの透明度が失わられると光が手前で乱反射し遠くを照らせなくなります。そのため暗い夜道で歩行者や障害物の発見が遅れ追突・接触事故の原因になります。

今回はフロントバンパーを外して左右のヘッドライトを取り外します。ペーパーによる研磨作業の後、専用の２液ハードコート塗装をしていきます。

フロントバンパーを外す工程でバンパーを固定するクリップがいくつか無くなっている事に気が付きました…経年劣化で割れてしまったり紛失してしまったのでしょう。走行中にバンパーが外れると危険なのでこのタイミングで新品の純正クリップに交換していきます。

普段見えないエンジンルームの正面部分も点検していきます。今回はオイル漏れ、クーラント漏れなどは無く良好です。このタイミングでしたら高額工賃になりがちなヘッドライトやフォグランプの電球の交換なども合わせて出来ます。

組付けチェックを入念に行い光軸調整をして完成です。

今回はヘッドライトを取り外す方法で作業を行い、修理費用は総額39600円になりました。(2025年04月時点)　※レンズが痛むと修復ができなくなる場合もあります。劣化の状態、部品交換、他の作業の有無で修理費用が異なります。

お客様のお車に合ったお見積もりを提案させて頂いております。

ヘッドライトの劣化を放置すると視認性・安全性・資産価値のすべてに悪影響を与えます。車検では光量不足で検査基準に適合せず、最悪ヘッドライト本体の交換を余儀なくされるケースもあります。最近は価格高騰で純正部品も軒並み値上がりしていますので待った無しの車検では突然の痛い出費になります。早めのメンテナンスで高額修理を防ぎましょう。

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